• 幹事長挨拶

    無名会幹事長 中 大介

    令和4年1月1日付けで無名会幹事長を拝命致しました中大介(なかだいすけ)と申します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

     

    さて、無名会は、大正11年(1922年)1月に創設され、本年をもって節目の100周年を迎えることができました。これもひとえに、創設から今まで無名会を支えてくださいました無名会会員と、無名会を内外から支えてくださいました関係各位のお陰に他なりません。この場を借りまして、深く御礼を申し上げます。

     

    ところで、従来、無名会の歴代幹事長は、スローガンを掲げ、みなさまに共感を得られるような活動をしておりました。
    そこで、今年度の無名会のスローガンを以下のように考えました。

     

    『やっぱり無名会!』

     

    この「やっぱり」という語は、いい意味でも悪い意味でも使われるものであります。
    無名会は、先輩・後輩の垣根が低く、ざっくばらんに話し合える環境にあるというのが最大の強みであります。その結果、弁理士に対する魅力が高まり、これを維持するために日本弁理士会へ積極的に協力している会員も多いというところがあります。
    ただ一方で、外部から見ますと、無名会会員の言動一つをとっても、「無名会」という看板が付いて回るという側面もあります。したがって、我々無名会会員は、無名会の魅力を感じていただく一方で、創立100周年という歴史の重みをも感じていただき、無名会所属の弁理士として誇りと責任のある行動を求めるところであります。

     

    最後になりますが、一日も早くこのコロナ禍が落ち着くことを切望しつつ、みなさまのご健康とご多幸を祈りながら、幹事長の挨拶とさせていただきます。

    令和4年度無名会幹事長
    中 大介